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寝る間も惜しんで読んだノンフィクション作品ベスト3を教えて! に参加中!

KindleやReaderなどの電子書籍の躍進が囁かれて久しいですが、
本屋をフラフラするのは、やっぱり楽しい!無くならないでね、ジュンク堂。


フラフラしながら必ず立ち寄るスペースに 社会、経済、国際社会があります。
ジャケ買い、コピー買いは数知れず、ノンフィクション系にはちょっとうるさいです。


3つも紹介しろと言われて黙ってる訳にはいかないと、久しぶりにブログを執筆。
本棚を前にしばらく考えて、至極の3冊を引っぱり出しました。


それがこれ。

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背表紙はこんな感じ。

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私の趣味が分かってこっ恥ずかしいですが、本の内容に笑いはないですね。

どれもそれなりに思い入れがあります。


職業は武装解除

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これはタイトルが秀逸です。
職業が武装解除とかもう無視とか無理。それくらいパワーがあります。


丁度仕事に行き詰まって、人に役立つことをした方が良いと軽く考えていた時期に新宿のBook 1の国際協力の棚で出会いました。国際協力に参加したい!、でも俺、この本のおかげで足突っ込むの止めました。


世界各地の紛争地帯に乗り込み、屈強な軍人相手に武器の放棄を交渉して回る話です。それも日本人女性が。著者がユーモアたっぷりに執筆しているものだから楽しく読めちゃうんですが、戦士相手に武器を持たずに交渉/説得に向かう姿はもはや異次元の凄さです。


「人道支援」、甘っちょろくない現実を見せてくれます。


ブルーセーター

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アフリカの広大な自然の表紙とまったく関係なさそうなタイトル。
めっちゃ関係あるんです!知りたい方は是非本屋の国際協力の棚へGo!


こちらも著者は女性です。女性強し。一般的に想像している国際協力の実情を知るには最高の本です。メインの舞台となるのがルワンダなので、あの事件も起こります。現地の仲間がお互いに殺し合ったルワンダのジェノサイド。
事件の詳細を知りたい方は、こちらの「ジェノサイドの丘」がおすすめです。進めていいのか分からないですが、日本も無関係ではない歪んだ国際社会に触れることが出来ます。

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話が逸れましたが、「ブルーセーター」では事件の当事者との関係が深く描かれます。殺した側、殺された側、もしかすると原因は私たちにもあったのかもしれない。深く考えさせられる本です。


グーグル -ネット覇者の真実-

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最後は国際協力とは関係のないグーグル。
分厚いです。重いし。Kindleでも出てたので、そっちがいいかな。


ちなみに私は100ページくらいしか読んでないです。


ススメておいて何言ってるか分からない、まあそうでしょうね。
でもそれで十分な満足できるんです!


ネットサービス創世記のバタバタした感じ。無理難題に立ち向かう人々。こいつら家帰れてないだろうな。わかるわかる。ああ、これがITなんだよなぁ…(IT業界の方ならきっと分かる!)


スカウトされて入社したのに「君の仕事はなくなったよ」とあっさり切られるメンバーが映画「ソーシャルネットワーク」のCFOと重なり、気持ちよくエンドな気分になりました。


スピードありすぎて疲れるので、自分で適当に最後を決めて読んじゃうのが良いと思います。


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以上3冊が私の選ぶ寝る間も惜しんで読んだノンフィクションです。
世界の見方が変わる、そんな本を選んだつもりです。
気になる本がありましたら、是非手に取って読んでみてください。